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侬好,東京Vol.50 東京の知られざる口コミグルメ&国宝とコラボ!?中国最新レストラン!

♪   Mountain Top  /   RADWIMPS     
 
この曲は、公開中の日中共同制作映画「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎」の主題歌。
日本側は阿部寛さん、中国側は黄軒さん、張雨綺さん、それから監督の陳凱歌さんなど豪華キャスト。物語は中国・唐の時代を舞台に展開します。中国では宣伝にかなり力を入れたようで、大好評だとか。
 
映画の次はグルメの話です。
世界一ミシュランの星を多く獲得し、世界一多くの飲食店を擁し、世界一多様な国の料理を堪能でき、おそらく世界一、食への関心が高い都市、と言っても過言ではないでしょう。「東京」。そんな美食都市には、海を超えてその名を轟かすシェフが多数います。
    
ですが、東京には、まだ海外ではあまり知られていなけれども、食通たちが、こぞって集まるシェフのお店があります。今日はそんなお店をいくつかご紹介しましょう。ミシュランの星を獲得した店はそんな珍しいことはないようで、味が何より。口コミも大事です。
 
まずご紹介するのは、原宿の中心から歩いてすぐの静かな裏通りにたたずむ 「キキ」。
http://kikioishii.com
          
中国語の四字熟語でいうと「闹中取静」です。
野田雄紀(のだ・ゆうき)さんが作り出す魅惑の料理の数々が人気です。22歳でフランスに留学。パリの老舗レストランで働いた後、ミシュランの星も獲得している、神楽坂のフレンチレストランで修行を積み、2011年に独立し、カジュアルな雰囲気のレストラン「キキ」をオープン。
この店は若い世代にもフレンチを楽しんでもらえます。5品のディナーコースを3,800円で提供。原宿にあるフレンチ、相当魅力のある店です。
季節のフルーツやベリーを好んで使用していて、彼のリヨン風サラダは、ルッコラとビートをインディアンマスタードで和え、そこにイチゴ、ラズベリー、ベーコン、ひよこ豆を組み合わせた独創的な絶品料理です。野田さんのこだわりは日本の食材を使用すること。

それぞれの食材の「非日本的な側面」を引き出し、フランス料理に変貌を遂げさせるのが醍醐味なんだそう。日本の食材を中心に使用する独特な料理です。
ほかにランチも安いですよ。880円のランチメニューと2,500円のコース。ディナーは5,000円のコースを用意。もちろん、それぞれの時間帯にアラカルトもあります。フレンチにしては本当に手頃な値段です。
 


写真を見ると、まず値段と雰囲気が一般のフレンチと異なって、正装などに拘らず、リラックスして食事を楽しめます。若者向けのニューフレンチ。味も保証できます。
それと、野田さんはイケメンでもあるので、女子にとってそれだけでもお店に行く価値ありかも?人気の理由はそれぞれですね。

♪ 什么歌   / Mayday    
   
日本でも活動している台湾のロックバンドMayday。デビュー当初は熱血っぽかったのですが、今は大人になった感じです。「後々青春期」と言われてますね。年は取るものの気持ちは若者に負けないくらい青春たっぷりです。
丁丁さんの世代の人々とともに成長してきたバンドです。先ほどの『什么歌』が今大好評上映中の映画『Monster Hunt 2』の主題歌として知られています。中国といい、日本といい、色々なバンドがありますが、20年以上やり続けているバンドは本当にすごいです。
 

続いては、中国(上海)での面白い話題を紹介したいと思います。
中国では去年から博物館や国宝が流行り始めました。CCTVの『国家の財宝』という番組の放送をきっかけに、より多くの国民が国家国宝に注目を集めてきました。老若男女を問わず、みんな国宝そのものに関心を持ち始めました。ある有名なフライドチキンブランドがスポンサーとして、中国国家博物館とコラボしました。さらに、全国集まった130万件の品物の中、17件を選出し、それぞれをテーマにして各地18軒のレストランを開店しました。


例えば、「明宪宗元宵行乐图」という国宝が上海に座標し、名付けて「明宪宗元宵行乐图レストラン」。店に入ると、その絵がさらに明晰に見られます。携帯でQRコードをスキャンすれば、絵は携帯に表示され、また携帯を振ると、絵の中の人物が踊り始め、振れば振るほど踊りが激しくなります。古文物と現代技術をパーフェクトに融合しました。「明宪宗元宵行乐图」の名前のように元宵節の賑やかさが伝わってきます。
aminさんも店で実物を見てみたいと興味津々でした。

♪   ドラえもん    /     星野 源 

さて、番組後半に紹介するお店は「Gris」。
「Gris」のシェフ「鳥羽周作」さんは、海外での修行をせず、東京でしかイタリア料理とフランス料理を学んでいないという経歴の持ち主。そこから生まれた彼の母国重視なスタンスが、和食とフレンチの新しいフュージョンを生み出しているようです。
実は中国もそうです。どちらも他国の料理を自国の料理と融合させ、新なものを生み出します。例えば、ペパーステーキ、ステーキを中華風に変身。日本料理も同様で、特にスパゲッティ。名前はそのままで、作り方は既に和式な方に進んでいます。

この鳥羽周作さんは自分の得意技を生かして料理に専念しています。


彼の店では『フォアグラ/カカオ/桜』という植物の苗のような見た目をした 芸術的な創作料理が日々提供されています。「盆栽」にヒントを得たこの料理は、マカロンのベースの上にフォアグラのムースと、味噌、そばの種子、塩漬けの桜などの日本の独特の食材がペーストとして使われてます。最後はカカオニブをまぶし仕上げられています。


もう一品の赤で統一された色気漂う一皿『カツオ/みょうが/ビーツ』。カツオの滑らかな食感を更に色気ある一皿にすべく、ビーツとフランボワーズでマリネに。リコッタチーズのコクが、全体をまろやかにまとめあげています。フランボワーズビネガーでピクルスにしたミョウガがアクセント。

鳥羽さんは「東京特有の味をつくること」を目指していて、「グリ(Gris)」がゆくゆくは、海外からも多くの客が集まる日本を代表するレストランとなることを目標にしているそうです。ちなみに、ランチは4,500円から、ディナーは7,000円からとなっています。ちょっと高いかもしれませんが、その分食材が厳選されたことを考えると、その値段に相応しい。他には無い、独自のポリシーをもっているって最高ですよね。最初に紹介したレストランが伝統的な店なら、この「Gris」は破天荒な店です。美味しくて、また行きたくなる気持ちといい口コミがポイントです。

♪ Beautiful days       /        嵐