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侬好,東京Vol.63 新しい映画鑑賞スタイル&上海国際映画祭

aminさんの代演として「動感101」の小短さんと、丁丁さんでお送りしています。

♪ Panchhi Bole    /    M. M. Keeravani 


こちらはインド映画「バーフバリ 王の凱旋」の中で使われている曲です。
最近、日本では、この映画が一大ブームを巻き起こしています。皆さんもご存知の通り、インド映画には、「歌うシーン」「ダンスシーン」などのミュージカルの要素が多いです。 そして、必要不可欠な「ラブシーン」など。これらはみんな、インド映画の多彩な見所と言えます。
この「バーフバリ 王の凱旋」は、なんと!会場にいる観客たちも映画の世界に巻き込んでしまうんです。会場が一体となって、大声で絶叫しながら、ペンライトを振りながら、まさにライブそのもの。


こんな感じで熱狂的に盛り上がって観るんです。「映画鑑賞は静かに」という概念をくつがえしたとも言えますね。 これまでに何度も映画館で上映されていますが、およそ600席のチケットはすぐに売り切れ。会場は、登場人物のコスプレをした観客の熱気があふれていて、 上映前には、スタッフは観客を先導して恒例の発声練習をしたり、 この映画の独特の楽しみ方をレクチャーしたり、そして、「バーフバリ、バーフバリ!」と、観客たちは呼吸を合わせて、主人公の名前を連呼します。
そして、上映が始まると、「うわー」という歓声があがり、鈴やタンバリンの音が鳴り響くそうです。裏切りや逆襲など見せ場になると、客席からは「頑張って」「だまされるな」と声援が飛ぶそう。楽しそうですよね。これは日本ならではの情景かもしれないですね。
観客たちは皆会場で絶叫し、まるで声の弾幕のように。去年の12月に公開されてから何度も再上映され、6月からは、いままでのインターナショナル版より26分長い「完全版」が公開されるという異例の事態になっているそうです。気になった方は是非、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
これには映画も新しい波が来ていると言えますね。コスプレしたり、叫んだりするのは「絶叫上映イベント」の時のみ。 通常はおとなしく観るのがルールです。上映スケジュールは公式サイトをチェック!

♪戒煙 / 李栄浩


中国からは、上海国際映画祭についてご紹介しました。
上海国際映画祭の開幕まであと数日!今回の第21回上海国際映画祭は、2018年6月16日から25日の期間中に開催されます。ここ数年この映画祭には、国内・海外のたくさんの業界人、および映画ファンがこぞって参加し、今はもはや中国映画業界が、世界と交流するとても大切な場となっています。
『侬好東京』では、上海国際映画祭でノミネートされた日本映画をご紹介しました。


まずは、「8年越しの花嫁」。瀬々敬久監督、佐藤健、土屋太鳳W主演の純愛ストーリー。公開日は2017年12月16日でした。
岡山県に住む中原麻衣は、3ヶ月後に結婚式を控えていましたが、突然の難病で昏睡状態に陥ってしまいます。そして婚約者の尚志が看病し続けた結果、彼女は奇跡的に意識を取り戻した。でも婚約者の記憶を無くしてしまったんですね。それで麻衣の家族は、新しい人生のパートナーを探すよう尚志を説得。それでもヒロイン麻衣に一途な尚志。そして最後に、2人は改めて入籍し挙式した。花嫁を見守るために、尚志は彼女を8年間待ち続けたというストーリー。実話を元にした作品です。

次は、「空飛ぶタイヤ」という映画です。 これは本木克英監督のサスペンス映画です。 長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子主演のこの映画は、上海国際映画祭と日本で同時上映するそうです。
赤松徳郎は、とても真面目な小さな運輸会社の社長。一生懸命、会社の経営をいとなんでいた彼だが、ある日、自社のトラックがタイヤ脱落事故を起こし、その被害者である一人の若い母がなくなってしまった。警察にも、メディアにも、「容疑者」と決め付けられたが、赤松は、全国的に同じような事故が発生していたことに気がついた。 しかも、全ての事故に、大手自動車メーカー、「ホープ自動車」の車が絡んでいた。そして、自分の無実を証明すべく、赤松は、一人で、巨大企業の自動車会社に潜む闇に戦いを挑む。
熱いストーリーですね!

続きましては、「ラプラスの魔女」
丁丁さんは原作を読んだことがあるそう。東野圭吾ファンなら、よく知っているタイトルではないでしょうか。これは、嵐のメンバー・櫻井翔、女優・広瀬すず、俳優・福士蒼汰主演、三池崇史監督の映画です。
すでに原作をお読みになった方ならご存知かと思いますが。この映画の原作となったのは、東野圭吾の書き下し長編小説「ラプラスの魔女」。地球化学専門の大学教授、青江修介は、警察側の依頼を受け、二つの不可解な事件の捜査をしていた。調査中に、事件現場で未来を予知できるという少女・円華に出会った。二人は事件に深く関わるもう一人の人物――行方不明の青年・甘粕を探し始めた時、第3の事件が起きてしまった…

今回の上海国際映画祭の日本映画は、どれも期待できますね。 『侬好東京』は、引き続き、皆様に中国の最先端なトレンド情報をいち早くお届けします。どうぞ、お楽しみに!
 
♪  スパークル    /     RADWIMPS   
映画「君の名は。」からRADWIMPSの『スパークル』でした。


後半は「野外で観る映画」の話題です。中国の納涼会では、野外映画はつきものですよね。
自宅でのDVD鑑賞はもちろん、公民館などで映画鑑賞をしたことがある方はいらっしゃると思います。今回の話題は、屋外というよりは「野外で」と言うにふさわしい、大自然の中で観る映画イベントをご紹介しました。

最近、日本では山や森の中など、周囲の明かりが少ない場所は野外シネマにぴったり。
芝生スペースを鑑賞席に、心地よい夜の風を感じながら、アウトドアレジャー感覚で映画を観る。そんなとても贅沢な体験ができます。最近、日本では一つの映画祭の形として行われています。


この映画祭は長野県・原村で行われる「星空の映画祭」です。 この「星空の映画祭」は、標高1300mに位置する八ヶ岳自然文化園で開催されます。晴れた日には空から降ってくるような満天の星空が楽しめます。自然豊かな山あいの広場が会場で、昨年は「ズートピア」「ジュラシックワールド」「バケモノの子」などの人気作品を含む8作品が上映されました。 今年はツイッター上で上映してほしい作品の募集も行われていたようで、今年7月末からは「君の名は。」や「ラ・ラ・ランド」、「この世界の片隅に」、そして「美女と野獣」などが上映される予定です。長野県の「八ヶ岳自然文化園」で行われる「星の映画祭」は、7月末から8月20日まで開催です。 映画もいろんなシチュエーションで楽しむことができますね。
詳しくはこちらのホームページをご確認ください。 

♪  悲しくてやりきれない  /   コトリンゴ   
映画「この世界の片隅に」から、「コトリンゴ」の『悲しくてやりきれない』でした。