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【金澤寿和のPREMIUM ONE】6月26日〜6月30日 番組後記 Listen to the Music!!

◉ Listen to the Music
 
いよいよ、最後の更新がやってきてしまいました。
1年3ヶ月という短い間でしたが、
選曲もお喋りも、楽しくやらせていただきました。

スタッフ、そして相方の竹内さん、ありがとうございました。
そして何より、お聞きくださっていたリスナーの皆さま、
どうもありがとうございました。

 
番組は今週で終わりますが、
音楽を楽しむ機会がなくなってしまうワケではありません。
良質な音楽に出会うチャンスは、
日々少なくなっているかもしれませんが、
あなたが少しだけ手を伸ばせば、
そこには素敵な音楽がたくさんあります。
ただ良い音楽が流れてくるのを待っているのではなく、
自ら一歩だけ踏み出してみてください。
きっと楽しい時間が過ごせるはずです。
 

またきっと何処かでお会いしましょう。
Listen to the good music !

ありがとうございました。
ありったけの御礼を込めて…。



              (金澤 寿和)





【 6月26日〜6月30日まで放送分のPLAY LIST 】



M1 : いつか(Someday)/ 山下達郎                                【選曲 : 金澤】 
この番組は昨年3月二スタートしましたが、その時最初にお届けしたのが、
山下達郎「Love Space」でした。そこでこの最終週も、
山下達郎ナンバーのスタートでお送りしたいと思います。
現在、達郎氏が展開中の全国ツアー《Performance 2017》でも、
オ−プニング直後に演奏されている人気曲<いつか(Someday)>。
初のビッグ・ヒットとなった<Ride On Time>収録の同名アルバム(80年発表)でも、
スタートを飾っていました。印象的なコーラスは吉田美奈子。





M2 :  Day Dream Believer / The Timers                        【選曲 : 竹内】
1989年にリリースされた謎の(?)覆面バンド【タイマーズ】のファーストアルバム、
LP『THE TIMERS』のA面5曲目をレーザーターンテーブルで再生した
【LVm レーザー・ヴァイナル・マスターサウンド】。
タイマーズ、メンバーはゼリー(ボーカル・ギター) トッピ(ギター) ボビー(ウッドベース)
パー(ドラムス)の4人組。彼らに忌野清志郎、三宅伸治、川上剛、杉山章二丸ら
日本ロック達人たちの存在が重なる。原曲はモンキーズ1968年のヒットナンバーだが、
ここ21世紀の日本ではタイマーズのトラックが国民的ナンバーとして昇華した。
録音はロンドンのメトロポリス・スタジオ。オリジナル盤はピクチャー盤だったが、
本トラックはTed Jensenによりリマスタリングされ2016年に黒盤LPレコードとしてリリースされた音。
体感すれば証明される世界ロックの標準を大きくブレイクスルーした日本が誇るアナログ音盤。






M3 : Nasty(Cool Summer Mix Part 1)/Janet Jackson              【選曲 : 金澤】
ジャネット・ジャクソンの人気沸騰のキッカケとなった大ヒット.
アルバムにしてソロ3作目『CONTROL』(86年)からの2ndシングル曲。
R&Bチャート首位/ポップ・チャート3位を記録。アルバム『CONTROL』はジャネットだけでなく、
プロデュース・チーム:ジミー・ジャム&テリー・ルイスの名を一躍世に轟かせた。
しかもこの12インチ盤の“Cool Summer Mix”は、オリジナル・ヴァージョンとはオケがまったく異なる
斬新なミックスもの。リミックスYというよりは、ヴォーカル以外はまったく別曲のような
趣きに仕上がっている。今ではこうした手法もあまり珍しくないが、
86年当時は天地が引っくり返るほどの衝撃を受けたものだ。






M4 : ユーモア /ラフィータフィー                                 【選曲 : 竹内】
2000年にリリースされたバンドマン清志郎の旅の記録、ラフィータフィーのLP『秋の十字架』の
A面ラストの5曲目をレーザーターンテーブルで再生した
【LVm レーザー・ヴァイナル・マスターサウンド】。
バンドの誕生は映画のサントラとなるはずであった楽曲群が、清志郎のソロ・アルバム『ラフィータフィー』
となったのがはじまり。その後加わったメンバー、藤井裕、上原ユカリ、ジョニー・フィンガーズ、
武田真治らと“ラフィータフィー”の結成となる。このバンド名の由来は「ラフでタフ」
「それでパフィーみたいに可愛いと良いな~」と名付けられた。
清志郎と愛息子とのヴォーカル&コーラス、唯一無二の味ある清志郎のサックスプレイ、
そして深く響く道標詩。すべてのライフ・トラヴェラーへのエールソングとして
永遠に歌い聴き継がれるべくして誕生した楽曲は、
手塚治虫氏のメッセージ随筆作『ガラスの地球を救え』のイメージソングともなる。
手塚治虫、忌野清志郎、ともに現代人と未来の子供たち、大人たちに素敵な偉大な贈り物をのこしてくれた


 



◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー! 




《 金澤寿和の愛聴盤 》


M5 : Nothin’ You Can Do About It / Airplay                        【選曲 : 金澤】
最終週のRevive Oneは、カナザワが今までの音楽人生で最も大きな影響を受けたアルバム、エアプレイ
(デヴィッド・フォスター&ジェイ・グレイドン)のワン&オンリー作品『AIRPLAY(ロマンチック)』
(80年)から、2曲を厳選して。後に2人とも大物プロデューサーとなり、
特にフォスターは業界トップにまで上り詰めたが、当時はまだ売れっ子スタジオ・ミュージシャンという
立ち位置で、それぞれが新進プロデューサーとしてようやく名が通ってきた、
そんなタイミングで作られたコラボレイト作品だった。
この曲は、グレイドン制作のマンハッタン・トランスファー『EXTENTIONS』で初お見えし、
それを自分たちでもアルバムに収めてた形。リード・ヴォーカルはジェイ・グレイドン。






M6 : After The Love Is Gone /Airplay                     【選曲 : 金澤】
アース・ウインド&ファイアーで有名なこの曲も、実は作曲しているのは
ジェイ・グレイドンとデヴィッド・フォスター、そして盟友であるビル・チャンプリンの3人である。
リード・ヴォーカルは、エアプレイの第3のメンバーであるシンガー:トミー・ファンダーバーク。
そして一部を作詞を手掛けたビル・チャンプリンが自ら歌っている。エアプレイは日本で成功し、
ミュージシャンや音楽関係者、楽器少年や耳の超えた音楽ファンの間で大きな注目を浴び、
当時の邦楽ポップスにはエアプレイ・サウンドが蔓延したほど。
ところが米国ではまったくプロモーションされず、
ミュージシャンや音楽関係者の間でだけ、カルト的人気を得て終わっている。






《 竹内孝幸の愛聴盤 》


M7 : J. BOY / 浜田省吾                                【選曲 : 竹内】
1986年に生まれたニッポン・ロックの名盤【J. BOY】。
その30年後、2016年に『"J.BOY" 30th Anniversary Box』のアナログ盤として
オリジナル音源のリマスターLP2枚組として甦る。本プログラムの最後にお届けするのは、
本アルバムのクライマックス、主題タイトルトラックであるSide4の4曲目「J. BOY」を
レーザーターンテーブルで再生した【LVm レーザー・ヴァイナル・マスターサウンド】。
地方都市から家出をした「路地裏の少年」が街に出て、人生の光と影の中をただひたすら旅を続ける。
その歩みは幾多のアルバムの中でソングライターの視点からスケッチされ心象風景として描かれ続けた。
「路地裏の少年」は、やがてこの国を支える社会人「J.BOY」として頂を極める。
ソングライターが人生を旅する限り、約束の地に向う「路地裏の少年」も「J.BOY」も、
常に聴く者と共に成長していく。
誰もが長い路上を共に生きていく希望という名の存在、“Heartlight”心の灯かりが必要なのだから。