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第29回 伊奘諾神宮(兵庫県)

TOKYO SMARTCASTがお届けする
高音質音楽レコメンデーションチャンネル

TS ONE「かみさまさんぽ」

この番組では日本古来の伝統文化に触れ、
全国各地の様々な神社を
おさんぽ気分でご紹介していきます!



この番組の案内人は、
下川友子さん。



学生時代から旅先で神社に
ご挨拶をしていくうちに
その魅力に惹きこまれ、
これまで北海道から沖縄まで
数々の神社を巡ってこられました。



現在は、お客様と一緒に神社を巡る
笑顔のツアーをされています。

下川友子オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/tomo-chupi/





10月の「かみさまさんぽ」は
日本神話に由緒ある神社を特集!

天照大神・素戔嗚命・月読命の三貴子の父神で
イザナミノミコトとともに
「国生みの神」「神生みの神」とも呼ばれる
【 イザナギノミコト 】の神話をご紹介。



【 国生み神話 】
国生みの神と崇められる伊奘諾大神と伊弉冉大神。

古事記・日本書紀の「記紀神話」によると
二神(にしん)は、大地のなかった葦原中国に、
天沼矛を使ってできた最初の大地
オノゴロ島に降りたち、
結婚の儀式を行ったとつたえられ、
これが世界で初めての結婚とされます。

夫婦となった二神は子どもとして
淡路島をはじめとする日本列島の島々を生み、
続いて石や海、川、風など
自然界の様々な神々を生みました。
伊奘諾大神と伊奘冉大神は
日本を形づくる大地を生んだ「国生みの神」のみならず、
自然界の神々を生んだ「神生みの神」としても
語り継がれています。




今回は、日本創世の神様、
「伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)」が
余生を過ごされたという所、
兵庫県・淡路島に鎮座する【伊弉諾神宮】へ
ご案内します。





【 伊奘諾神宮 】
兵庫県淡路市。
古事記・日本書紀に記される「国生み神話」の中で、
日本列島を形づくる8つの島(通称:大八洲国)で
最初に生まれた淡路島に鎮座する
『伊弉諾神宮』

その歴史は、伊弉諾大神が御子神である
天照大御神に国の統治を譲り、
余生を過ごすため「幽宮」を住まいとして構え、
その後住居跡に御が築かれ、
伊弉諾大神をお祀りしたのが始まりと伝えられます。


【 伊奘諾神宮へのアクセス 】
淡路島を縦断する「神戸淡路鳴門自動車道」
津名一宮ICより約5分です。
 


それでは、格式の高さを感じる
大鳥居をくぐり、参道へむかいましょう。



参道は灯篭が均一に並んでいて、

参道の玉砂利は白く、足元も一面明るい印象。





サラサラ運ばれる葉の香り、

爽やかな空気は、心が解放的になりますね。


神橋から見えるのは・・・

左右にモスグリーンの神池と

目前には、風格漂う神門。






そして....さすがは一の宮!

貫禄のある堂々とした拝殿が

迎えてくれます。






【 伊奘諾神宮 】
こちらに祀られるのは、
伊弉諾大神と伊弉冉大神。

多くの島と、たくさんの神様方を
お生みになった夫婦の神さまです。

そしてここが、神話で大活躍された、
伊弉諾大神が余生を過ごされた
聖地でもあります。




さて、境内には摂社末社がありますが...

注目は、拝殿の右側!

伊勢のような鳥居がみえています。




【 伊勢の皇大神宮遥拝所 】

伊勢の皇大神宮は、この地と同緯度
[ 北緯34度27分23秒 ] に鎮座しているとのこと。

この直線上に、伊弉諾大神の御子神様、
天照大御神が祀られているって、
計算されたとしても、偶然だとしても、不思議。
すごいですよね。

この一角は荘厳な空気に包まれ、
伊勢神宮を思い出させてくれる所です。


さらに!下川さんオススメの場所が
伊弉諾神宮を代表する、
樹齢9百年といわれるご神木『夫婦の大楠』





【 夫婦の大楠 】
元は二株だったものが、一株となり成長したそうで、
伊弉諾大神・伊弉冉大神の神霊の宿る御神木として
縁結び、子授けや夫婦円満のご神徳があると
信仰されています。

お隣には、蛭子大神が祀られる
「岩楠神社」がありますので合わせて
お参りくださいね。



さて、伊弉諾神宮にお参りを終えたら、
ここで終わりではないんですよ!

伊弉諾命と伊弉冉命の持つ
天沼矛から滴った潮が固まり、
島となったという
「自凝島(おのごろ島)」
 
そのゆかりがある神社が、
ここ淡路島にあるんですよ。

伊弉諾神宮から車で30分ほどの場所にあります
【 おのころ島神社 】

こちらにも、一緒にお参りにいきましょう~。




車を走らせていると...
びっくりするほど人目をひく
巨大な大鳥居が見えましたよ~。





かなり後ろに下がっても、
写真におさめるのが大変な大きさ!
朱塗りが鮮やかすぎて、まぶしいです。


参道に入りますと・・・
階段から木陰になり荘厳な雰囲気に変化します。
外の鳥居の鮮やかさが嘘みたい・・・。





そしていよいよ拝殿に到着です。






【 おのころ島神社 拝殿 】
深いこげ茶色で重厚感のある落ち着いた雰囲気。
神明造の拝殿に祀られるのが御祭神は、
伊弉諾命と伊弉冉命の二柱。
健康長寿、縁結び、夫婦和合、安産の守護神様です。



縁結びといえば・・・
境内には、鶺鴒石(せきれいいし)があります。




【 鶺鴒石 】
伊弉諾命と伊弉冉命は、
つがいの鶺鴒がこの石の上にとまり、
夫婦のを交わしている姿を見て、
そのヒントをうけたと伝えられています。

新しい出会いを授かりたい、
今の絆をより深めたいという願いを込めて
しっかり縁結びのお参りしたいですね。


お参りを終えたあとは、
淡路島で美味しいものをいただきましょう!


淡路島には名産がいっぱい!!
甘みが強く大玉なたまねぎ!
そして淡路牛!おいしいお魚も食べたいですね。

淡路島の中に名店がいくつもあるんですが
迷ってしまったときには、
お土産ものも一緒に買うことができる
明石海峡大橋のたもとにある
「道の駅あわじ」へまいりましょう。


【 道の駅あわじ 】
新鮮な海鮮を食べられるレストランには、
生しらす丼や海鮮丼淡路牛のすき焼き重など
豊富なメニューがずらり!

軽食がいいというときには、
淡路バーガーもおすすめです!

ここは明石海峡大橋のビュースポットなので
旅のひと息をつくためにも、
ぜひ訪れてみてくださいね。




番組後半は、
日本のこころを再発見できる

「神社検定」

この番組では、知っておくと
おさんぽがもっと楽しくなる!?
神社や日本古来の文化もご紹介します。
皆さんは「神社検定」という
検定があるのをご存知でしょうか?


これは、神社についての
正しい知識を知って
「日本のこころ」を再発見するため、
神社本庁監修のもと
スタートした検定なんです。

1級~3級まであり、
受験する方も毎年増えて、
この検定資格を持っている方も、
たくさんいらっしゃるんです。





番組ではその神社検定にも
出題される問題から、
様々な日本文化の由来などに
触れていきたいと思います。


今回はこの問題です!

【 問 題 】
須佐之男命がヤマタノオロチを退治され、
十拳剣でオロチを斬り放つと、
その尾から剣が出てきました。

この剣はいくつもの場面で登場しますが、
その名前で間違っているものは
次のうちのどれでしょうか?

① 草那芸の太刀(くさなぎのたち)
② 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
③ 草薙剣(くさなぎのつるぎ)
④ 天村雨剣(あめのむらさめのつるぎ)


皆さん、いかがですか?

さぁ、正解はコチラです!



【 正解・解説 】
正解は、④番の「天村雨剣」 です。

日本書紀では、
この剣を初め天叢雲剣といい、
後に日本武尊の手に渡り、
草薙剣となったことを記しています。

草薙剣は、歴代の天皇が
皇位のしるしとして受け継ぐ
三つの宝物である三種の神器の1つです。





このような日本古来の文化についての問題が
たくさん出題される神社検定。
こういった知識を身につけて神社に行くと、
これまでと違った見方で楽しめますね!

試験は日本全国、
様々な場所で受けられるので
「受けてみたいな~」と思った方は、
是非、神社検定の公式サイトを
チェックしてみてくださいね!


これからも日本全国の神社へ
一緒におさんぽにいきましょう♪


次回の『かみさまさんぽ』は、
宮崎県の「鵜戸神宮」へと
皆さまをご案内します。

お楽しみに〜♪





番組ホームページにある
トークルームやメッセージでは
皆様からの感想・メッセージも
お待ちしています♪

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『"おすすめの神社"を教えてください!』
あなたがおすすめする好きな神社や、
番組で取り上げてほしい神社など、
番組の感想やおすすめポイントなどを
添えてお送りください。

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https://www.tokyosmart.jp/sanpo/entry/88

あなたの大好きな神社へ
皆さんと一緒におさんぽにでかけましょう♪



【今回の放送楽曲リスト】
M1. 恋するふたり / 大瀧詠一
M2. はじまりの唄 / 大橋トリオ
M3. Un Homme et Une Femme(男と女) -GRANDIS MIX- / Clementine


<関連サイト>
伊奘諾神宮 公式ホームページ
http://izanagi-jingu.jp/hp/

おのころ島神社 公式ホームページ
https://www.freedom.ne.jp/onokoro/

神社検定 公式サイト
http://www.jinjakentei.jp/

<特別協力>
神社本庁
日本文化興隆財団