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第104回 馬見岡綿向神社(滋賀県)

TOKYO SMARTCASTがお届けする
高音質音楽レコメンデーションチャンネル
TS ONE「かみさまさんぽ」

この番組では日本古来の伝統文化に触れ、
全国各地の様々な神社を
高音質な音声や環境音・音楽と画像や
文字情報とともにお届け!
おさんぽ気分でお楽しみいただける番組です。


この番組の案内人は、下川友子さん。

学生時代から旅先で神社に
ご挨拶をしていくうちに
その魅力に惹きこまれ、
これまで北海道から沖縄まで
数々の神社を巡ってこられました。



現在は、女優やタレントとして活躍する傍ら
お客様と一緒に神社を巡る
笑顔のツアーをされています。

下川友子オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/tomo-chupi/



さて、3月の「かみさまさんぽ」は
新しい生活のスタートを応援!という意味を込めまして、
「新生活を始める方におすすめの神社特集」です。

今回はことだまの杜と呼ばれる神社、
滋賀県の【馬見岡綿向神社】へとご案内しました。



【馬見岡綿向神社】
滋賀県蒲生郡日野町に鎮座。
近江日野の東方にそびえる綿向山の神様を麓へ遷し祀った里宮。

■御祭神■
天穂日命、天夷鳥命、武三熊大人命の三柱。
古くからこの地の産土神として、人々の信仰の中心となってきました。
その後、江戸時代に全国に名を馳せた
近江商人の中の日野商人の財力に支えられたことから、
出世開運の神としても崇敬されています。

【馬見岡綿向神社へのアクセス】
こちらの神社へは、JR近江八幡駅、
または近江鉄道日野駅から近江バスにのり、
向町で下車すぐとなっています。


それではおさんぽに参りましょう!


馬見岡綿向神社周辺は街並みも素敵で、
京都のような趣ある瓦屋根のおうちがいくつもあります。



巨大な木々の間にしめ縄が張られた結界の先には、
黄緑の芝生、そして広大な空が広がっています。
【参道】 を歩いてゆくと、
境内は手入れが行き届いた庭園という感じで、
のどかな雰囲気です。

そして馬見岡綿向神社の【狛犬】は苔むしたお姿で、
神橋も味わいがあり素敵です。




武将の兜のような凛々しいお姿の【拝殿】が迎えてくれました。
こちらの拝殿は珍しい造りで、
拝殿とは離れた位置に参道で結ばれ、
【御本殿】が建っています。



こちらのご祭神は、出雲国開拓の祖神。
威風堂々としたドッシリと
重厚な雰囲気がある出世開運の神様で、
日野商人の商売を応援してくださった神様です。


そして瓦屋根の趣ある【絵馬殿】に奉納されているのは、
なんと多数の大きな絵馬!!



昔の絵馬って今の絵馬に比べると、
随分大きいんですね。

そして境内をぐるりと巡ると、
綿向大神様の神使、【白い猪の像】が。



なぜいのししかといいますと、
蒲生野の豪族二人が綿向山の麓へ狩りに訪れた時、
4月の吹雪に見舞われ、やんだところで外に出てみると、
ふたりは今まで目たことのないような大きなイノシシの足跡をみつけました。
その足跡をおって山頂に導かれた二人は、
綿向大神の化身に「この山の頂に祠を建てて祀るように」と
御神託を受けたと伝えられています。
そのお話から、いのししが神使になったそうです。

現在でも御本殿横の石像をはじめ、
御社殿や神輿、石灯篭の装飾に猪が使われ、
その歴史を今に伝えています。


お参りが終わったらせっかくですので、
日野商人ゆかりの地を散策、おさんぽにいきましょう!
なんと江戸時代に活躍した日野商人の御屋敷が、
今は資料館になっているんです。

【近江日野商人館】
表から見ると贅沢な感じの印象は受けないのですが、
お部屋の奥、お客様が入られるお部屋は障子一つでも、
隅々まで洗練された匠と美しさがあります。

こちらにはそんな日野商人の
つつましい生活態度を伺い知ることができる、
経営理念「慎み十ヶ条」というものもありました。



【近江日野商人ふるさと館】
日野商人・山中正吉の本宅だった場所です。
こちらも外観は豪華という感じは受けませんが、
内部の調度品がとってもオシャレ。



火鉢は大きな切株をピカピカに磨いたようなもので、
台所の土間には、真っ黒なタイル張りのかまどがあります。
ステンドグラスが彩るお風呂は、浴槽が大理石。
モダンな洋間は、家具の一つ一つに西洋を感じられ、
とてもシックな内装です。

そしてこちらでは美しい庭園を眺めながら、
お座敷で日野の伝統料理がいただけます。
ランチがいただけるのは月一度とのことですが、
おおむね10名以上の予約であれば
いつでもお食事がいただけるそうなので、
気になった方はぜひ問い合わせてみてくださいね。



番組後半は、
日本のこころを再発見できる
「神社検定」

この番組では、知っておくと
おさんぽがもっと楽しくなる!?
神社や日本古来の文化もご紹介します。
皆さんは「神社検定」という
検定があるのをご存知でしょうか?

これは、神社についての
正しい知識を知って
「日本のこころ」を再発見するため、
神社本庁監修のもと
スタートした検定なんです。

1級~3級まであり、
受験する方も毎年増えて、
この検定資格を持っている方も、
たくさんいらっしゃるんです。



番組ではその神社検定にも
出題される問題から、
様々な日本文化の由来などに
触れていきたいと思います。


今回はこの問題です!

【問題】
民間のお祭りには、人生儀礼と◯◯の大きな2つに分けられます
これは1年を周期として、四季折々の同じ行われる、共同体的な行事の総称です。
このお祭りをなんと言うでしょうか?

①時候儀式
②有職故実
③民族祭事
④年中行事

【 正解・解説 】
正解は、④番の年中行事です。
人生儀礼は、人生の節目ごとに神様への祈りと感謝をすること、
そして、年中行事は、大きく宮中に由来するものと
庶民生活に由来するものの二つに分ける事ができます。


このような日本古来の文化についての問題が
たくさん出題される神社検定。
こういった知識を身につけて神社に行くと、
これまでと違った見方で楽しめますね!



そして、第8回の神社検定の日程がアップされました。
新元号元年の6月16日(日)に実施されます。

試験は日本全国、様々な場所で受けられます。
ぜひこの神社検定を受けたい!という方は、
オフィシャルサイトをチェックしてみてくださいね!



3月の「かみさまさんぽ」は、
「新生活を始める方におすすめの神社」を特集!
今週は滋賀県の【馬見岡綿向神社】
ご案内しました。

4月の「かみさまさんぽ」は、
「案内人・下川さんが何度も何度も訪れたいと思っている、
 オススメの場所・神社」を特集!
次回は京都府の【籠神社】に皆さまをご案内します。



番組ホームページにある
トークルームやメッセージでは
皆様からの感想・メッセージも
お待ちしています♪

『"おすすめの神社"を教えてください!』
あなたがおすすめする好きな神社や、
番組で取り上げてほしい神社など、
番組の感想やおすすめポイントなどを
添えてお送りください。

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https://www.tokyosmart.jp/sanpo/entry/88

あなたの大好きな神社へ
皆さんと一緒におさんぽにでかけましょう♪



【今回の放送楽曲リスト】
M1. 春風  / D.W.ニコルズ
M2. 桜の森 / 星野源
M3. Dream Catch Me  / Newton Faulkner


<関連サイト>
馬見岡綿向神社
http://www.ex.biwa.ne.jp/~j-watamuki/

神社検定 公式サイト
http://www.jinjakentei.jp/

<特別協力>
神社本庁
日本文化興隆財団