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第111回 玉津島神社・鹽竈神社(和歌山県)

TOKYO SMARTCASTがお届けする
高音質音楽レコメンデーションチャンネル
TS ONE「かみさまさんぽ」


この番組では日本古来の伝統文化に触れ、
全国各地の様々な神社を
高音質な音声や環境音・音楽と画像や
文字情報とともにお届け!
おさんぽ気分でお楽しみいただける番組です。


この番組の案内人は、下川友子さん。

学生時代から旅先で神社に
ご挨拶をしていくうちに
その魅力に惹きこまれ、
これまで北海道から沖縄まで
数々の神社を巡ってこられました。



現在は、女優やタレントとして活躍する傍ら
お客様と一緒に神社を巡る
笑顔のツアーをされています。

下川友子オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/tomo-chupi/


5月のかみさまさんぽは、
万葉集に謳われた和歌の舞台や、
和歌が記された歌碑がある神社にご案内する、
「万葉集と関わりのある神社特集」です。
今回は和歌山県にあります、
【玉津島神社】【鹽竈神社】にみなさまをご案内しました。



【玉津島神社】
和歌山県和歌山市、国の名勝 和歌の浦に鎮座。
御祭神は稚日女尊、息長足姫尊、衣通姫尊、明光浦霊の四柱。

奈良時代に聖武天皇による行幸がこの神社の縁起とされ、
その後、この玉津島行幸に随行した歌人 山部赤人らの歌が
万葉集に収められたことから、玉津島は和歌の浦とともに、
万葉の歌枕として憧れの地とされてきました。
さらに和歌三神の一柱 衣通姫尊が祀られているため、
古くから宮中の貴族や歌人の参詣、和歌奉納が行われるなど、
和歌の神への崇敬が絶えることなく続いています。

【玉津島神社へのアクセス】
こちらの神社へは、JR和歌山駅・南海和歌山市駅から、
和歌山バスに乗り、玉津島神社前で下車、すぐとなっています。


それではおさんぽに参りましょう!

玉津島神社は、島といっても海に面した神社。
このあたりは遠浅になっており、潮がひくと砂浜を歩いて渡ることができ、
満ちてくると海水に覆われる、時間の経過と共に景色が移り変わっていく場所となっています。



玉津島一帯は、古くは「玉出島」とも呼ばれ、
満潮時には6つの島山が、あたかも玉のように海中に点在していたそうですが、
現在はほぼ陸続きになっており、妹背山だけは、今も橋がかかる島として残っています。



そのまま歩いてゆきますと、
艶やかな【明神鳥居】が迎えてくれました。
柔らかな印象の境内で、
【拝殿】は瓦屋根の平屋のような造りをしており、
素朴な雰囲気です。



玉津島神社に境内には、
藤原卿や宮廷歌人の山部赤人が詠んだ
【玉津島讃歌の万葉歌碑】があります。



そして小野小町がお参りした際に袖を掛けて和歌を詠んだという、
【小野小町袖掛けの塀】も見ることができます。

そして拝殿そばにある【根上り松】は、
松とは思えないような姿で、ひと際目を引く存在感です。




さあ玉津島神社にお参りをした後は、
鏡山に登ってみましょう!
山頂では、蛇のように細長い半島の【片男波】など、
和歌の浦の美しさを、一面見渡すことができます。



そんな鏡山の麓にあるのが【鹽竈神社】です。



【鹽竈神社】
和歌の浦に玉津島神社と並び鎮座。
御祭神には鹽槌翁尊、祓戸大神四座をお祀りしています。

鹽槌翁尊は古事記に遺る「海幸彦・山幸彦」の神話で、
山幸彦を竜宮へと送り出し、豊玉姫との御子を授けた
安産・子授けの神と信仰されています。
また、全国13カ所に製塩の法を伝えた海の幸の神、航海安全の神でもあり、
大正後期まで製塩が盛んに行われていたこの地に鎮座する鹽竈神社は、
地元の人々から「しおがまさん」と親しまれています。

こちらのご祭神は、越後開拓の祖神さま、
天照大御神の御曾孫にあたる、伊夜日子大神です。


鹽竈神社では、大きな洞窟にはめ込んだような形で【お社】が建っています。



かつては、和歌の浦の入り江、輿の窟と呼ばれた岩穴に鎮座していたため、
元々は玉津島神社の祓い所なんだそうです。


さあお参りの後はお食事の時間!
今回ご紹介するのは、地魚と地野菜を使った和食のお店【和彩 あきら】
ここは、加太・雑賀崎・田ノ浦漁港で水揚げされた魚料理や
地元の野菜を使った栄養抜群のお惣菜など、和歌山の旬のおいしさに出会えるお店です。


番組後半は、
日本のこころを再発見できる
「神社検定」

この番組では、知っておくと
おさんぽがもっと楽しくなる!?
神社や日本古来の文化もご紹介します。
皆さんは「神社検定」という
検定があるのをご存知でしょうか?

これは、神社についての
正しい知識を知って
「日本のこころ」を再発見するため、
神社本庁監修のもと
スタートした検定なんです。

1級~3級まであり、
受験する方も毎年増えて、
この検定資格を持っている方も、
たくさんいらっしゃるんです。



番組ではその神社検定にも
出題される問題から、
様々な日本文化の由来などに
触れていきたいと思います。


今回はこの問題です!

【問題】
神棚へ納めるお神札についての問題です。
三社造の場合は、中央に納め、一社造の場合は、
一番手前に納める、神宮のお神札とは、何でしょうか?

①神宮大幣
②神宮大麻
③神宮大札
④神宮大宣

【 正解・解説 】
正解は ②番の神宮大麻です。
大麻は本来「おおぬさ」と読みます。
おおぬさは、お祓いに用いられる用具のことで、
このおおぬさが、神宮のお神札の由来となっています。
なお、明治以前は「お祓いさん」「お祓い大麻」と呼ばれていました。


このような日本古来の文化についての問題が
たくさん出題される神社検定。
こういった知識を身につけて神社に行くと、
これまでと違った見方で楽しめますね!



そして、第8回の神社検定の日程がアップされました。
令和元年の6月16日(日)に実施されます。

試験は日本全国、様々な場所で受けられます。
ぜひこの神社検定を受けたい!という方は、
オフィシャルサイトをチェックしてみてくださいね!


5月の「かみさまさんぽ」は、
「万葉集や和歌に関連する神社」を特集!
今週は和歌山県にあります【玉津島神社】【鹽竈神社】
皆さまをご案内しました。

次回は、福岡県にあります、
【志賀海神社】にみなさまをご案内します。




番組ホームページにある
トークルームやメッセージでは
皆様からの感想・メッセージも
お待ちしています♪

『"おすすめの神社"を教えてください!』
あなたがおすすめする好きな神社や、
番組で取り上げてほしい神社など、
番組の感想やおすすめポイントなどを
添えてお送りください。

▼ 投稿はこちらから ▼
https://www.tokyosmart.jp/sanpo/entry/88

あなたの大好きな神社へ
皆さんと一緒におさんぽにでかけましょう♪



【今回の放送楽曲リスト】
M1. Breath / Keishi Tanaka
M2. 太陽の君に / 関取花
M3. It's The Falling In Love / Carole Bayer Sager

<関連サイト>
玉津島神社・鹽竈神社
http://tamatsushimajinja.jp/

神社検定 公式サイト
http://www.jinjakentei.jp/

<特別協力>
神社本庁
日本文化興隆財団