マガジン

南房総・大房岬の波音

千葉県・南房総市の最西端に突き出た大房岬。

長さ2キロ程の岬は、内房の穏やかな景観と、波に削られた断崖の対比が美しい景勝地です。

 

大房岬は、南房総の海の玄関口と言われる「金谷港」から車で40分程。

「金谷港」へは、三浦半島の「久里浜港」から、東京湾フェリーに乗って向かいます。

海の眺めを満喫しながら、東京湾を横断できるフェリーは、旅の気分にぴったり。

・・豪快な水音を響かせながら、波を切って進む船。

潮風を感じに甲板に出ると、海は青く、白波が尾を引いています。

遠く霞んでいた半島が、徐々にはっきりと緑の輪郭を持ち始めます。

 

緑豊かな大房岬は全体が自然公園として整備され、

トレッキングや磯遊び、キャンプなどが楽しめます。

緑の芝生が広がる海岸園地が海を見下ろす場所にあり、

思わずごろりと仰向けに寝転がって、大きな空を見上げたくなるような場所。

大房岬のシンボルである「海蝕崖」も見どころです。

風や波に浸蝕された砂岩が生み出した美しい地層が、雄大な景観を作り出しています。

岩場に腰かけて、寄せては返す波に耳を傾けると、

同じように繰り返す波が、一つとして同じ音でないことに気づきます。

微妙に変化していく海の時間を感じます。

 

浅瀬の続く穏やかな砂浜、波に削られた岩場、切り立った断崖、そして風穴・・・

大房岬は、時間や季節によって様々な表情を見せてくれます。

 

南房総・大房岬の音風景です。