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第5回 鹿島神宮(茨城県)

2017年4月より放送が始まりました
「かみさまさんぽ」

この番組では日本全国各地の様々な神社を
おさんぽ気分でご紹介していきます。

TOKYO SMARTCASTがお届けする
高音質音楽レコメンデーションチャンネル
TS ONE
「かみさまさんぽ」

番組視聴ができる"TS PLAYアプリ"では、
地上波デジタル放送最高音質で
美しい風景を音や写真、文字情報でお届け。
聴いて安らぎ、観て楽しめる番組です!






この番組の案内人は、
下川友子さん。

学生時代から旅先で神社にご挨拶をしていくうちに
その魅力に惹きこまれ、これまで北海道から沖縄まで
数々の神社を巡ってこられました。

現在は、お客様と一緒に神社を巡る
笑顔のツアーをされています。


今回の「かみさまさんぽ」は
武の神様をお祀りする
茨城県の『鹿島神宮』へと
皆さんをご案内します。



【 鹿島神宮 】
茨城県鹿嶋市。
この地に香取神宮、息栖神社とともに
東国三社の一社として鎮座するのが
「鹿島神宮」です。

鹿島神宮は、初代 神武天皇の御代、
御東征の半ばにおいて陥られた窮地を、
武甕槌大神の「韴霊剣」の神威によって
救われたことから、
神武天皇元年に創建された由緒ある神社。

ご祭神「武甕槌大神」は、
天照大御神の命を受けて
建国に挺身された日本建国の神。

また、武道の神として、
数々の武家・武将が
尊崇を寄せてきた鹿島神宮には、
日本最古最大の直刀をはじめ、
奉納された御神宝の数々も
収蔵されています。

鹿島神宮へは
JR鹿島線 鹿島神宮駅より徒歩 約10分。
東京駅八重洲南口からは「鹿島神宮駅」行き
高速バスで「鹿島神宮」停留所下車が便利です。



それでは今回も、
おさんぽを始めましょう!

【 大鳥居 】
まず私たちを迎えてくれるのは、
木目の新しい大鳥居。
東日本大震災後、
境内に自生する杉の巨木を用いて
見事に再建されました。








【 参道と楼門 】
参道は、深い緑の世界。
日本三大楼門の一つに数えられる
堂々とした楼門が見えます。

下川さんがいつも立ち寄るのは、
楼門の少し手前、
左手にある摂社です。






【 摂社 坂戸社・沼尾社 】
鹿島中臣の祖となる
天児屋根命をお祀りする坂戸社、
香取神宮の御祭神である
経津主大神をお祀りする沼尾社の
遥拝所。

ここは、涼やかな風が通り抜け、
参道とは違った荘厳な雰囲気。
心が鎮まり、気持ちが引き締まります。


さぁ、楼門をくぐると...
解放的な空間が広がっています。


では、いよいよ本殿へ!
といいたいところですが

こちらでは、
摂社である高房社でお参りをしてから
本殿を参拝する習わしがあるそうです。






そしていよいよ本殿へ。





わぁ、趣のある風情を感じる拝殿...。

こちらに祀られる御祭神は、
雷神、武神として有名な、
武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)

神代の昔、天照大御神の命を受けて、
香取神宮の御祭神である経津主大神と共に、
出雲の国に天降り、
大国主命(おおくにぬしのみこと)に、
この国を、天神(あまつかみ)の御子に
譲るかどうか、
国譲りの交渉をもちかけ、
見事成就させた神様です。

ドッシリとした威厳ある雰囲気は
私たちが様々な迷いで揺るがないよう、
決断、決意、行動する大切さを
気づかせてくれそうです。


この先には、
武甕槌大神の荒魂をお祀りする
奥宮もありますので、
こちらも合わせてお参りしましょう。






【 鹿島神宮 境内 】
東京ドーム15個分にも及ぶ、
鹿島神宮の広大な境内。

辺りには600種類以上もの
巨樹の森が広がります。

樹齢約1,300年を数える杉のご神木、
涌き出でる「御手洗池」、
地震を起こす鯰の頭を
抑えていると伝えられる「要石」などが
徳川2代将軍 秀忠公寄進による
ご社殿とともに、
訪れる参拝者を迎えています。



さぁ、ここからは、森林浴ですよ~。

たくさんの木々に囲まれ、

葉の緑色は目にも優しい~。




日常で縮こまっていた背筋をぐーっと伸ばして

体を開きましょう~♪


気分よく巨木を眺め、

歩いていくと...

要石が見えてきましたよ。





【 要石(かなめいし)】
地震を起こす鯰の頭をおさえていると、
古くから伝えられています。

地中深くまで埋まり、
地震からお守りくださる要石。

私たちが、地にしっかり足がつくようにも
助けてくれそうですね。





それでは、もう一か所のおすすめ!
湧き水がある御手洗池へまいりましょう!



【 御手洗池(みたらしいけ、みたらしのいけ)】
爽快なスカイブルーの澄み渡る池。
泳ぐ鯉が浮いてみえるほどの透明度です。
昔はこちらで、
参拝する前に禊をしていたそうですよ。



さてと...お参りを終えて

お腹がすいたら...

この御手洗池の目の前にある
御茶屋さん
「一休(ひとやすみ)」へ
まいりましょう♪

ここは御手洗池の湧き水を使った、
湧き水せいろ蕎麦や三色団子、
おしるこもあり、
そのときの気持ちを
しっかりと満たしてくれます。

境内の湧き水で作られているという
二八蕎麦はのど越しが良い、
さらりとしたお蕎麦ですよ~。

ご神水を使ったお料理をいただいたら、
体の中からも元気になりそうですよね。



・・・というわけで
木々の緑に心が清められ、
力強い武神にお参りをして、
やる気もバッチリ!

目標に向かって
がんばっていきましょう!



番組後半は、
日本のこころを再発見できる
「神社検定」

この番組では、知っておくと
おさんぽがもっと楽しくなる!?
神社や日本古来の文化もご紹介します。
皆さんは「神社検定」という検定があるのを
ご存知でしょうか?




これは、神社についての正しい知識を知って
「日本のこころ」を再発見するため、
神社本庁監修のもとスタートした検定なんです。
1級~3級まであり、受験する方も毎年増えて、
この検定資格を持っている方も、
たくさんいらっしゃるんです。


番組ではその神社検定にも出題される問題から、
様々な日本文化の由来などに触れていきたいと思います。
今回はこの問題です!

【 問 題 】
神宮は、他の神社とは一線を画す
唯一無二の存在です。

主祭神は、皇室の祖先神で、
日本国民の総氏神といわれていますが、
その氏神はどなたでしょうか?

① 天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)
② 月読命(つくよみのみこと)
③ 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
④ 伊邪那美神(いざなみのかみ)


皆さん、いかがですか?

今回ご案内したのは「鹿島神宮」。
主祭神は、
武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)で、
「神宮」とだけ呼ぶ場合は
「伊勢神宮」の事を差すんです。

お伊勢様の主祭神は、
どなたか......という問題なんですよ。

さぁ、正解はコチラです!




【 正 解 】
正解は③番の、天照大御神です。

天之御中主神は、天地がはじめて開けた時、
神々の世界・高天原(たかまのはら)に
最初に現れた神様。

月読命と天照大御神は、
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が、
黄泉の国から戻られ、禊をされ、

左目を現れたときに生まれたのが天照大御神
右目を洗われたときに生まれたのが月読命

伊邪那美神は、伊邪那岐神と共に
国生みをされ、
多くの神様を生み出された神様です。


【 下川さんの補足解説 】
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の禊の際に、
多くの神々が生まれましたが、
その三柱(みはしら)と呼ばれるのが、
・天照大御神
・月読命
・建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)

天照大御神は、
神々の世界・高天原(たかまのはら)を
治めることになり
そのことで、天照大御神が
皇室の祖先神と伝えられているんですね。


このような日本古来の文化についての問題が
たくさん出題される神社検定。
次回、第6回の検定は
2017年 6月18日(日)に行われます。

こういった知識を身につけて神社に行くと、
これまでと違った見方で楽しめますね!
試験は日本全国、様々な場所で受けられるので
放送を聞いて
「受けてみたいな~」と思った方は、
是非、神社検定の公式サイトを
チェックしてみてくださいね!


今回は、東国三社の代表的な神社、鹿島神宮でした。
来週は東国三社参りの一つ
千葉県の「香取神宮」にご案内します!

次回もまた
一緒におさんぽにいきましょう♪



「かみさまさんぽ」では、
「あなたがおすすめする神社」
「案内してほしい神社」
「参拝にまつわるの疑問・質問」
「番組の感想」など
皆さまからのメッセージをお待ちしています!

番組ホームページにあるトークルームやメッセージから
お気軽にお送りください!


【今回の放送楽曲リスト】
M1. 眠りの森 / 冨田ラボ Feat. ハナレグミ
M2. Re:Re: (Single ver.) / ASIAN KUNG-FU GENERATION
M3. 1000Lives / Benjamin Diamond

 
<関連サイト>
鹿島神宮 ホームページ
http://kashimajingu.jp/

鹿島神宮境内「一休」
http://www.bokuden.or.jp/~mitarasi/

神社検定 公式サイト
http://www.jinjakentei.jp/


<特別協力>
神社本庁
日本文化興隆財団